- 今度はプレスリーのおふざけソングを紹介(笑)
- 歌詞を見てみる
- 楽曲を聴いてみる
- この曲のエピソード
- ➀覆面歌手としてレコードを発売
- ②プレスリーのファンクラブから苦情の電話が来た
- 余談:コンプラ重視でつまらない世の中にならないか?
- 吉幾三さんは動画サイトで自由に発信
今度はプレスリーのおふざけソングを紹介(笑)
先週はRCサクセションの
エルヴィス・プレスリーのカバー
「ラヴ・ミー・テンダー」を紹介したので
今度はプレスリーつながりで
吉幾三さんのおふざけソングを取り上げます
タイトルは「俺はぜったい!プレスリー」
(1977年)です!
あの伝説のロック・シンガーを
引き合いに出して
「俺はぜったい!プレスリー」と
言い切るとはすごいですが
どのような内容の歌なのでしょうか
作詞・作曲はともに吉幾三さんです
歌詞を見てみる
僕は田舎のプレスリー 百姓のせがれ
生まれ青森五所川原 いっぺん来てみなが
田んぼできたえた この声と
親にもらった この顔は
村まつりじゃ人気者 むすめこよって来る
青森田舎とバカにすな 俺はプレスリー
山できたえたこの声と
あかぬけた この顔は
村じゃ人気の色男 田舎のプレスリー
鍬ば片手に声だせば すずめこよって来る
田舎育ちとバカにすな 俺はプレスリー
くみとりしながら 唄い出せば
ウン〇もいっしょに踊り出す
村じゃウン〇の色男 田舎のプレスリー
村の村長も泣いて言う お前は世界一と
歌もうまいし きりょうもいい
だから出て行けと
悪いことだが いいことか
ほめているのか ありがとさん
村じゃ私に石なげる この村出てゆけと
しかし俺がいなくなりゃ
青森だめになる
はんかくさいと人は言う
病院入いれと人は言う
方言が入っていて
青森出身であることを隠さず
誇りにしているところすらある
吉幾三さんらしい歌詞ですね
そして出てくる言葉から
田舎の風景が浮かんでくるようですね
しかし「ウン〇もいっしょに踊り出す
村じゃウン〇の色男」とは
思いっきりふざけてますね(笑)
楽曲を聴いてみる
それでは楽曲を聴いてみましょう
アコギを片手に弾き語りをする吉さん
フォーク調の土臭い楽曲で
それが田舎のことを歌った歌詞に
ぴったりしていていいです
これがシティ・ポップのような
洗練されたサウンドだったら
田舎の感じがでませんもんね(笑)
なんだかのどかな感じもして
楽曲も田舎の情景が浮かんでくるようです
あとはふざけている歌なのに
当の吉さんは軽妙さがありつつも
割と真面目に歌っていて
そのバランス感覚がとてもいいですね
この曲のエピソード
➀覆面歌手としてレコードを発売
吉さんは山岡英二というアイドル歌手として
デビューするもまったく売れず
心機一転、改名して山岡だと
バレないようにレコードジャケットも
イラストにして覆面歌手として
この曲を発売しました
発売するやヒットして会社の人から
「吉幾三という人の曲がヒットしてるぞ」
と言われても自分が歌っているとは
吉さんは言わなかったそうです
②プレスリーのファンクラブから苦情の電話が来た
歌詞の内容がふざけた歌だったこともあってか
ヒットするとエルヴィス・プレスリーの
ファンクラブから苦情の電話が来たそうです
(BSテレ東 2024年1月5日放送
まぁ確かにおふざけですが
プレスリーを侮辱しているわけではないので
苦情はちょっと可哀想だなと思いますが
今では吉さんは完全に笑い話として
語ってしまっているので
このエピソードを聞いたときは
思わず笑ってしまいました(笑)
大ヒット曲「俺さ東京さ行ぐだ」(1984年)も
いろいろなところから苦情が来たと
語っていますが、吉さんはお騒がせ者?
なんでしょうか(笑)
それは思わぬ出来事として起きたのか
それとも確信犯的にやっていたのか
ちょっとご本人にお聞きしたいところです
いまだったら吉さんみたいな歌を作ると
SNSで炎上するのでしょうか
それだとあまり笑い話になりそうになくて
ちょっと怖いですね…
窮屈な世の中になりましたね…
余談:コンプラ重視でつまらない世の中にならないか?
おふざけといえば
モノマネタレントのコロッケさんが
現在のTVではNGネタがあるということで
TVに出ないことを宣言しました
え!コロッケさんくらいのネタで?
と思ってしまいました
モノマネをされるというのは
それくらい個性があって魅力的だ
ということの証だと思うのですが…
さらに俳優の唐沢寿明さんも
コンプライアンスでがんじがらめの
TVドラマ作りに苦言を呈しています
これではおそらく吉さんも
表題の歌はもうTVでは歌えないでしょうね
このようにコンプライアンスに
縛られ過ぎていると
当たり障りのない表現ばかりで
つまらなくなると思います
といいますかTV(地上波)はすでに
もうつまらないと思いますが
吉幾三さんは動画サイトで自由に発信
しかし現在は動画サイトがあります
最近、吉さんは動画サイトで
思いっきり弾けたり
(これが堪らなく可笑しいのです笑)
政治に物申したりと
TVでやれないようなことを
自由に発信しています
もうTVは廃れていく一方でしょうね~
というわけで今回は吉幾三さんの
歌の話からコンプラの話まで
しましたが、吉さんは歌手として
いい歌をたくさん作って歌っているだけでなく
タレント性もあって面白い方なので
ご興味のある方は動画サイトをぜひ
ご覧になってください
今回はこの辺で失礼します
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