昭和寅次郎の昭和レトロブログ

昭和を知らない世代による昭和レトロ、昭和芸能のブログです!

車の名前を羅列したダジャレまみれの傑作コミックソング!小林旭さん「自動車ショー歌」

 

前回の映画記事からの流れで自動車ソングを紹介!

 

前回の映画紹介記事で

車のセールスマン(ウーマン?)を

主人公とした映画を紹介したので

その流れで今回は車にまつわる

歌を紹介します

 

小林旭さんの「自動車ショー歌(1964年)です!

アルバム「アキラ4」や各種ベスト盤に

収録されています

 

 

この歌はご存知の方とそうでない方と

極端に分かれそうな気がしますが

車の名前を歌詞にたくさん

詰め込んでつなげた歌詞が

もう絶品の歌です

 

上記のアルバム「アキラ」シリーズは

何とあの大瀧詠一さんが監修しております!

 

大瀧さんは古い昭和の日本映画が大好きで

いつか大瀧さんがらみで

昭和歌謡は好きだけど古い邦画はあまり…

という方にもその魅力を

伝えられたらいいなと思っています

 

歌詞を見てみる

 

いつも通りまずは歌詞から

見て行きましょう

作詞は星野哲郎さんです

 

あの娘をペットにしたくって

ニッサンするのはパッカード

骨のずいまでシボレーで

あとでひじてつ クラウンさ

ジャガジャガのむのも フォドフォドに

ここらで止めても いいコロナ

 

ビュックリするほど タウナスで

おまけに心臓が デボネア

おやマアキュリーな 人だこと

てねてねおだてに すぐルノー

オペルオペルは もうお止し

あんまりコルトじゃ 身がもたぬ

 

あなたは私のブルバード

ミンクス買うよの約束を

キャロルと忘れて ダットサン

こんど逢ったら コンテッサ

とっちめちゃおうと マツダけど

逢えばやっぱり オースチン

 

ベンツにグロリア ねころんで

ベレットするなよ ヒルマンから

それでは試験に クライスラー

鐘がなるなる リンカーン

ワーゲンうちだよ 色恋を

忘れて勉強を セドリック

 

楽曲はこちらです

 


www.youtube.com

 

数ある旭さんのコミックソングのなかでかなりの名曲!

 

数ある旭さんのコミックソングのなかで

有名ですし歌詞の出来も秀逸な

楽曲だと思います

 

特に一番の

 

骨のずいまでシボレーで

あとでひじてつ クラウンさ

ジャガジャガのむのも フォドフォドに

ここらで止めても いいコロナ

 

はとても良くできていると思います

 

でもよくもまぁこれだけ

車の名前を羅列して

歌詞として成立させましたよね(笑)

星野哲郎さんの手腕に感心します

特に深い意味のある歌ではありませんが(笑)

 

でも遊び心に溢れていて

楽しい歌だと思います

 

コロナ流行期にはこの歌の動画がSNSで拡散されていた

 

2020年初頭のあの

新型コロナウイルス流行期には

コロナの収束を願う言葉とともに

この動画が添付された

SNSの投稿が流れていたのを覚えています

 

その理由は歌詞に

 

ここらで止めても いいコロナ

 

とあるからです(笑)

 

コロナウイルス流行で

この歌を思い出すとは

一体だれなのか知りませんが

それくらい知られている歌なのです

 

なのでいまではこの歌を聴くと

あのコロナ流行期を思い出すのです

 

マスクやトイレットペーパーが

店頭から無くなったことや

緊急事態宣言など…

 

なので私のなかでは

この歌は車の歌というよりも

いまや「コロナの歌」という

イメージの方が強くなってしまいました(笑)

 

しかし私は車の名前は知っていても…

 

しかし私はこの歌に出てくる車の

名前は何とか知っていても

それらがどのような車なのか

まったく浮かびません…

 

最近の車にいたっては

名前すら知りません…

 

そう、告白しますと

私はいわゆる車離れの若者と

かつて言われた人間の1人で

車の免許すら持っていません

移動手段はもっぱら公共交通機関です

 

所有していない理由は興味がないから

ではなくお金に余裕がないからです

 

車そのものも高いですが

維持費にとてもお金がかかります

 

安月給の私には車など

夢のまた夢なのです

 

このような人間は

20代~30代にかけて

けっこういらっしゃるのでは

ないでしょうか

 

パソコンやケータイは買わないわけには

いかない時代となりましたので

削るとしたら車代ということになるのです

 

年配の方、ご理解いただけるでしょうか

 

いまの20~30代を「諦め世代」と呼んで欲しい

 

私くらいの世代は「さとり世代」

だとかメディアは呼んでいた時期が

ありましたが別に悟っていたわけではなく

単にお金がなかっただけですし

いまの20代の方は「Z世代」だとか

呼ばれていますがなぜ「Z」なのか

よくわかりません

 

最近はそのZ世代の方々が

恋愛や結婚や子どもも含めて

いろいろなものから「離れている」

とメディアには書かれていますが

「離れている」理由は人件費削減で

正規雇用などが増えて

バブル世代の方とは持っているお金が

まるで違うので「離れざるを得なかった」

つまりお金がかかるあらゆるものを

「諦めざるを得なかった」世代だと

思うので「諦め世代」と呼んで欲しいと

個人的には思っています

 

「諦め世代」と呼べばどのような世代なのか

高齢者にもよく伝わると思います

 

「Z世代」では何のことだか

よくわからないと思います

 

もしもお金があったとして欲しい車は…

 

ちなみにそのような私が

もしもお金があるとして

買いたい車は「真っ赤なポルシェ」です!

 

理由は私の大好きな山口百恵さんの

「プレイバックPart II」の

歌詞に出てくるからです(笑)

 

緑のなかを走り抜けてく

真っ赤なポルシェ~♪

 

うーん、憧れますね~

隣には百恵さんのような女性がいて…

 

おっと変な妄想がでてきたので

ここらで止めてもいいコロナ?