昭和寅次郎の昭和レトロブログ

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クリぼっちと嘆く若い人に捧げたい曲「X'masなんて来てほしくない」

 

クリぼっちと嘆くことなかれ若人よ!

 

ハロウィンが終わった翌日から

コンビニなどで「クリスマスケーキ

予約受付中!」という文字が

大きく掲げられていて

何という変わり身の早さよ!と

毎年思いますが

クリスマスを一人で過ごす若い人たち

「クリぼっち」と自身の恋人がいない境遇を

嘆く投稿などをネットで目にします

 

でも私は「あれ?俺/私には推しがいるから

結婚しなくても大丈夫!」って

今年少子化問題が取り沙汰されたときに

そういう発言をされている方がいたのですが

それははただの強がりなの?

なんてオジサンの私は思ったりします(笑)

 

という私も学校時代はクリスマスは

「恋人と過ごすもの」という風潮に

苦しめられた一人です

嘆く気持ちはすごくわかります

 

でもそんな若い人たちにピッタリな

クリスマスソングが昭和にあるんです!

GSバンド・ヴィレッジシンガーズ

「X'masなんて来てほしくない」(1969年)です!

 

 

すごいタイトルだと思いませんか?

こんなクリスマスソングがあるなんて

私は初めて知ったときは驚きました

 

ちなみにヴィレッジシンガーズ

2000年代に代表曲の「亜麻色の髪の乙女」が

カバーされて大ヒットして

私と同世代の方であれば覚えているかと

思うのですがZ世代の方はどうでしょうか?

 


www.youtube.com

 

ヴィレッジシンガーズはCDジャケットを

ご覧いただければお分かりだと思いますが

ほかのGSバンドと違って短髪だったので

ザ・タイガースなどのように

不良扱いされることはありませんでした

詳しいことはまた別の機会に書きたいと思います

 

歌詞を見てみる

 

ではどんな歌か歌詞を見てみましょう

作詞は郷伍郎さんという作詞家・作曲家さん

ですがクレジットでは

奥様のいまいずみあきら名義になっています

wikipedia情報)

 

クリスマスが来るんだね

街の灯りがきれいだね

ボクはクリスマスなんか来てほしくない

 

だけど雪が山に降って

鐘の音が聞こえて来ると

そりに乗せてもらって

街に行ってみたい

 

ジングルベル ジングルベル……

ララララ ラララ……

だけど今はひとりぼっち

サンタクロースもいない

ボクはクリスマスなんか来てほしくない

ボクはクリスマスなんか来てほしくない

 

いつかボクにパパがくれた

クリスマス・イヴのオルゴール

今でも覚えているよ

楽しかったあの日

 

どうですか?この後ろ向きな歌詞(笑)

ハッピーな要素のない珍しい

クリスマスソングですよね

 

しかも発表されたのが

「クリスマスは恋人と過ごすもの」

という風潮のなかった時代というのが

さらにオドロキです!

 

ところでいつからクリスマスは

「恋人と過ごすもの」という風潮が

広まったのでしょうか

 

「恋人と過ごすもの」という風潮が広まった要因

 

gendai.media


ddnavi.com

上の記事によると仕掛け人?は

女性誌でその読者である女性たちが

広めていったそうです

1983年に雑誌が「クリスマス大特集」を

組んだのが決定打になったみたいです

 

世の恋人がいないと嘆く男性たちへ

このことで女性を攻撃するようなことは

決してしないでくださいね(笑)

 

当時はバブルが近く

浮かれた時代だったのでしょうね

時代が生み出したともいえると思います

 

だけどこれだけは言いたい!

 

私の学校時代に「クリスマスまでに彼女が

欲しいなぁ」と言っていた人がいたのですが

彼女という「人間」はモノではありません

いつまでに欲しいですとか期限までに

都合よく手に入れられるわけではありません

 

恋人同士になるには双方の思いが通じ

相手からの「同意」を得ることが必要です

 

このことを忘れないで欲しいです

 

楽曲を聴いてみる

 

楽曲のことをまったくお話ししていませんでしたね

それでは聴いてみましょう

 

www.youtube.com

全体的にトーンが暗くて寂しげな旋律が

何とも堪らないですね(笑)

世の中「ラブラブ」「ハッピー」な

クリスマスソングばかりではないのが

何だか安心します

 

ジングルベル ジングルベル……

のところは鈴の音が鳴ったりして

すごくクリスマスっぽくて

テンポがなぜか速くなるのですが

この部分が終わるとまたテンポが遅くなり

暗いトーンに戻ります

 

なんだかこのアレンジは

ジングルベル ジングルベル……

の部分はクリスマスに浮かれる街中を

表現していて、それ以外は主人公の

心情を表現しているのかな?なんて

想像してしまうのですが

それほど深い意味はないでしょうか

 

でも私は普通のクリスマスソングも好き(笑)

 

私自身「ぼっち」でしかクリスマスを

過ごしたことがなく

特にいい思い出はないのですが

クリスマスソングは好きなのです(笑)

 

何だか変な感じがするかもしれませんが

クリスマスソングは当然のことながら

クリスマスシーズンにしか聴けないですし

クリスマスソングならではのハッピーな感じや

ロマンチックな雰囲気が好きです

 

クリスマスの予定は?の質問に対する反撃

 

私は恋愛どころか

女性とはほぼ縁のない

学校生活を送ってきましたから

「クリスマスはどうするの?」

と聞かれるのが辛かったです

 

その辛さというのは恋人がいないこと

というより世の中の風潮や

人から予定を聞かれたりすることで

後ろめたさを感じるからなんですよね

 

社会人になれば「普通に仕事」などと

言えると思うのですが

学生となると困りますよねぇ

 

私のオススメの対処法はこんな感じですね

 

youtu.be

 

「恋人いないから予定ない

クリスマス苦しみます」と

開き直るしかないでしょう(笑)

 

私は若い社員から聞かれることも

たまにあるのですがもう開き直ってます

このまま独身で将来は孤独死しますと(笑)

 

それでは恋人のいない方

「メリー苦しみます」で行きましょう(笑)

 

(2024年11月14日追記)

 

年末年始がつらい…という人たちに

スポットが当たる記事が出ました

 

www.asahi.com

 

独身の私も年末年始は好きになれません

同じように感じる方がいるようで

何だかホッとします(笑)

 

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