- 恋人選びで迷ってしまう女の子を歌った曲
- 歌詞を見てみる
- 何ともキュートな乙女のアイドルソング!
- お膳立てがなく自力で相手を探す現代にこそ!
- 条件が厳しく相手の欠点ばかり探していないか?
- 恋人候補が多すぎてさらにいい相手を求めてしまう?
- 欠点より人のいいところを見つけよう!
- 伊藤蘭さん50周年記念ツアー完走!
恋人選びで迷ってしまう女の子を歌った曲
今回はキャンディーズの歌
「どれがいいかしら」を取り上げます
1975年発売のアルバム「その気にさせないで」
収録曲でベスト盤にも
入っていたりするのですが
CDがなぜか見つからないので
代わりにこちらの写真を貼っておきます
(秋の装い?のキャンディーズ。でも今の秋ならちょっと暑いかも?)
歌詞を見てみる
あのひと話があいそう
このひと頭が良さそう
どっちにするどっちにする
私の相手はひとりよ
女の子は迷っちゃう
どれがいいか恋人
大好きなひと 小さなひと
手頃な相手 はいないか
あっちもいい こっちもいい
どうしよう どうしよう
まだ決まらない 私の恋人
あのひと 遊びに慣れてる
このひと真面目でいいひと
どっちにするどっちにする
私の相手はひとりよ
女の子は迷っちゃう
どれがいいか恋人
あっちにしようかな
こっちにしようかな
両方にしちゃおうかな
あのひと力がありそう
このひとロックが好きそう
どっちにするどっちにする
どっちにするどっちにする
私の相手はひとりよ
女の子は迷っちゃう
どれがいいか恋人
内気な人 愉快な人
似合いの相手はいないか
あっちもいい こっちもいい
どうしよう どうしよう
まだ決まらない 私の恋人
あのひと とっても上品
このひと話すと楽しい
どっちにするどっちにする
私の相手はひとりよ
女の子は迷っちゃう
どれがいいか恋人
どうしよう どうしよう
まだ決まらない 私の恋人
楽曲はこちらです
ユニゾンの部分もあれば
キレイなハーモニーも聴かせてくれる
キャンディーズは流石ですね!
「後ろのあの人カッコいい!」などと
コンサート用のセリフが入っているのも
いいですね
何ともキュートな乙女のアイドルソング!
歌詞は恋人選びでどの人も
魅力的に見えてしまって
恋人が決まらないと嘆く気持ちを
ストレートに綴った何ともキュートな
乙女なアイドルソングですね
と普通ならそれで流してしまう
軽い歌だと思われてしまうかもしれませんが
私はとてもステキな歌だと思うのです
お膳立てがなく自力で相手を探す現代にこそ!
いまの時代は周囲のお膳立てがなくなり
自分の力だけで恋人や結婚相手を
探さなくてはならなくなり
結婚願望のある人は結婚相談所や
マッチングアプリで相手を探します
相談所やアプリは多くの方が登録しており
お膳立ての時代よりはるかに
恋人候補が多くなってします
そうした手段で相手を探すときは
また「この人だ!」と思ったときに
人々はどのような気持ちでいるでしょうか
条件が厳しく相手の欠点ばかり探していないか?
婚活関連の記事を読んでいると
相手の求める年収や身長などの条件が
あまりに厳しく、デートにこぎつけても
まるで相手を審査をするように
細かい欠点を気にして次回から会わないと
相手をすぐに蹴ってしまう人の記事も
以前に見たことがあります
恋人候補が多すぎてさらにいい相手を求めてしまう?
そういう相手の欠点ばかり探す人は
確かに自分のことは棚に上げて高望み
という部分もあるかもしれませんが
ある意味で可哀想とも言えるのでは?
という気もします
そういう方を責めるだけというのは
ちょっと酷だとも思いますね
それはお膳立てがあった時代と比べて
相談所やアプリは登録者が多く
恋人候補があまりに多すぎるからです
まるで大海原に放り出されたような感じです
あまりに選択肢が多くなってしまい
これでは「もっといい人がいるかも?」と
思ってしまっても仕方ない面があると思います
欠点より人のいいところを見つけよう!
ではどうすればいいか
それは相手のいいところを見つけるのは
いかかでしょうか?
表題のキャンディーズの歌では
恋人候補の男性の悪い部分に
目を向けていないですよね
そこがいいと思います
私がこの歌で好きな部分は
あのひと 遊びに慣れてる
このひと真面目でいいひと
内気な人 愉快な人
似合いの相手はいないか
あっちもいい こっちもいい
「遊びに慣れてる」ならチャラ男?
ということで候補に入るのがわかりますが
真面目な人も恋愛対象に入っているのが
嬉しくて堪らなくなってしまいますね(笑)
私は真面目な性格で学校時代含め
社会人になってからも「真面目」なことを
何百回、何千回とバカにされてきました
でも昭和の映画やドラマで
近所のおばさんが見合い話を持ってくるとき
「この人は真面目で誠実でいい人よ
こんないい話ないわよ」
などと紹介する場面をよく見ます
昭和の時代は真面目はいいことだったのです
いつからマイナスにとられるように
なってのでしょうね
内気な人も今では欠点になってしまいます
でもこの歌は遊び人も真面目な人も
両方とも否定していないのです
相手を減点方式で見るのではなく
加点方式で見るのがいいのではないでしょうか
相手の欠点は自分で補ってあげて
自分の欠点は相手に補ってもらおうとか
幸せはともに作り上げていくものですから…
とは私の好きな映画「晩春」のセリフですが
これは恋愛だけでなく仕事などでも
人のいい部分に目を向けるのは
いいことだと思います
いまの時代は昔より不寛容になっている
部分もある気がしています
コミュ力がなきゃダメとか
恋愛でも仕事でも
いろいろな人のいいところを認め合える
社会であって欲しいです
伊藤蘭さん50周年記念ツアー完走!
ところで話が変わりますが
デビュー50周年ツアーをついに
完走しました!ワーイ!パチパチ(拍手)
「春一番」から曲目がスタートするなんて
蘭ちゃん、攻めていますねぇ
そりゃあお客さん盛り上がりますよ
私も行きたかったなぁ
DVD、Blu-ray化を熱望します!
それからさらにいいニュースが!
蘭ちゃんのエッセイ集発売です!
今年は旦那さんの水谷豊さんも
自伝を出版したり娘の趣里ちゃんは
朝ドラ「ブギウギ」でヒロインを務め
今年は親子そろっての活躍ですね!
蘭ちゃんツアーお疲れさまでした!