- 10月から朝ドラ・ブギウギいよいよ放送開始!
- 私の好きな笠置シヅ子さんの歌
- 歌詞を見てみる
- 新しい憲法が影響?元気なお転婆娘の歌
- 昭和には日本に情熱娘はいた?
- 主題歌は主演の趣里さんも歌う「ハッピー☆ブギ」!
- 余談(本当に昭和歌謡ブーム?)
10月から朝ドラ・ブギウギいよいよ放送開始!
10月からいよいよ朝の連続テレビ小説
「ブギウギ」が放送されますね!
モデルは終戦直後に活躍し
日本人に元気を与えた歌手・女優の
笠置シヅ子さん
すでにCDや関連本などが発売され
放送に向けて盛り上げている感じですね
生誕の地では看板が作られたり
ドラマ効果で町おこしですとか
観光客が増えるといいですね
特設サイトも開設されており
笠置シヅ子さんの経歴や
関連の動画などコンテンツ満載ですので
ご興味のある方はどうぞ!
私の好きな笠置シヅ子さんの歌
そこで今回は私の好きな笠置シヅ子さんの
歌について書いていきたいと思います
それは「情熱の娘」(1949年)という歌です
歌詞を見てみる
それでは歌詞を見てみましょう
作詞は藤浦洸さん
作曲は服部良一さんです
蝶々ひらひら 情熱娘
愛の花園 ひらひらと
踊って歌って はねまわる
パッショネートな 可愛い娘
礼儀も作法も
ちんぷん かんぷん
気ままな鳥よ
一度口火を切ったが 最後だ
どんとぶつかって あたって砕けて
一寸楽しい 情熱娘
黒い瞳の 情熱娘
つめたいお方は 大きらい
お金や力がなくっても 恋は情熱
もゆるが花よ
遠慮も会釈も
ちんぷん かんぷん
気ままな鳥よ
腕もひとつよ 心もひとつよ
どんとぶつかって あたって砕けて
一寸楽しい 情熱娘
思い込んだら 情熱娘
恋ののぼりも 急行だ
下りも又又 スピードで
恋は機関車 特急娘
意見は御無用
ちんぷん かんぷん
どこどこまでも
一度二度三度 四度五度お百度
どんとぶつかって あたって砕けて
一寸楽しい 情熱娘
楽曲はこちらです
新しい憲法が影響?元気なお転婆娘の歌
威勢のいい元気な歌ですね
終戦後の日本人に元気を与えた
というのも納得の曲ですね
まず驚かされたのは
恋に積極的な女性が描かれていること!
私の青春時代にあったかな?
ちょっと思い出せないです
このような歌が出てきたのはおそらく
長いこと抑圧されてきた女性が
「婦人の解放」によって解放されたこと
これが大きいのではないかと思います
この曲が発表された年に施行された
男女平等が謳われたことも
影響されているものと思われます
これからの女性は自由に振舞って
恋だって自由にしてもいいし
女性から男性にアタックしてもいいのよ!
そのようなメッセージが込められている
気がします
昭和には日本に情熱娘はいた?
私は昭和が大好きで昭和の映画やTVドラマを
見ますが男性がどこか頼りなくて
女性がグイグイ引っ張っていく
そのような場面を見ることがあります
私はその時代を生きていないので
それがただのフィクションなのか
グイグイ引っ張る女性が本当にいたのか
私にはわかりませんが
こういうカップルがいてもいいよなぁと
私は思います
男性が女性をリードするもの
という価値観がいまだ根強いですが
女性からアプローチしても
構わないのではないでしょうか
主題歌は主演の趣里さんも歌う「ハッピー☆ブギ」!
主題歌は主演の趣里さんら3人が歌う
「ハッピー☆ブギ」に決まりました
ドラマの内容に合わせてブギを作った
というのはとてもいい試みだと思います
余談(本当に昭和歌謡ブーム?)
このドラマの主演である趣里さんは
水谷豊さん&伊藤蘭ちゃんの娘さんであることは
どれくらいの方がご存知でしょうか?
最近職場でドラマ「相棒」が大好きだという
若い女性とお話をしていたときに
私が「今度朝ドラで水谷さんの娘さんが
ヒロインをやるんだよ」と言ったら…
若い女性「え?水谷さんって結婚してたんだ?」
私「昔いた3人組のアイドルだよ」
若い女性「え!そんなアイドルさんと結婚してたんだ!」
私「…」
別にこの女性がキャンディーズや蘭ちゃんを
ご存知なかったことはどうでもいいのですが
私がここで言いたいのは近年マスコミの間で
「若者の間で昭和歌謡ブーム!」と叫ばれていますが
昭和歌謡が好きな若い方は確かにいるようですが
そういったヤングは一部で
ブームというほど流行っているわけではなく
実際は新しい歌手をよく聴く方の方が多く
キャンディーズを知らないのも普通ですし
昨年に入社された新卒の女性は
山口百恵さんを知りませんでした
TV番組「博士ちゃん」の昭和歌謡特集に
出てくるような若い方は少数派ですよ!
どうか勘違いのないように…