- キャンディーズが9月1日でデビュー50周年!
- 魅力➀グループであることを活かした3人のハーモニー!
- 魅力②メンバー3人も曲作りに参加!
- 魅力③いまも人々を魅了する色褪せない魅力
- デビュー日に50周年CDボックス発売!
- 最後にこちらも感謝がえし
キャンディーズが9月1日でデビュー50周年!
「普通の女の子になりたい」という
あまりに有名なフレーズを残して解散した
アイドルグループ・キャンディーズが
9月1日でデビューから50周年を迎えました
(デビューシングルの「あなたに夢中」)
蘭ちゃんこと伊藤蘭さんは
あちこちのメディアに出て「50周年」と
口にされていますので
50周年をご存知の方も多いかと思いますが
今回は私も好きなキャンディーズについて
書いていきたいと思います
下のように新聞にも取り上げられました
(キャンディーズ50周年を取り上げた新聞記事)
あ、そういえば前回と前々回は
吉田拓郎さんについて取り上げ
キャンディーズに「やさしい悪魔」を
提供したことを書きましたが
あれは今回の記事を書くための布石だったのです(笑)
前置きはこれくらいにして
どうしてキャンディーズ活動時に
影も形もなかった私が
キャンディーズに魅了されたか
書いていきたいと思います
魅力➀グループであることを活かした3人のハーモニー!
これは私がリアルタイムで見たアイドルグループ
というよりグループアイドル?にはもちろん
聖子さんや明菜さんといった昭和ソロアイドルにもない
キャンディーズならではの魅力だと思います
私がリアルタイムで見たアイドルは
みなさんユニゾンのみで歌われていてハーモニーがなく
キャンディーズの楽曲を初めて聴いたとき
そのハーモニーの美しさやコーラスワーク
3人の掛け合いがなんとも楽しくて
それがアイドルらしいキュートな楽曲に乗っていて
心が躍るような心地がしました
私が女性だったら3人でカラオケ行って
考えてしまいますね
当時はグループという形態は新鮮だったでしょうが
私の世代あたりからグループの人数が多くなり
でもハーモニーはなく
キャンディーズはその点が逆に新鮮に映りました
私の青春時代やいまのグループアイドルさんに
ハーモニーがないのはダンスに力を入れていて
歌にはあまり重きを置いていないのかな?
とふと思いましたが
いまの流行が全然わからない門外漢ですので
まぁ本当にわからないです(笑)ごめんなさいね
さてその3人のハーモニーですが
魅力を実際の楽曲を聴いていただきましょう
まずデビュー曲の「あなたに夢中」(1973年)ですが
「心を~♪」とメインボーカルのスーちゃんが歌うと
「ささげて~♪」と蘭ちゃんとミキちゃんの
コーラスでつなげるというのは
面白い掛け合いだなぁなんて思います
あとは「アン・ドゥ・トロワ」(1977年)は
3人の柔らかな高音の美しさにもううっとりです
この2曲だけでお分かりただけるかと思いますが
楽曲によって歌い方を変えられるキャンディーズも
立派な実力派アイドルですね!
魅力②メンバー3人も曲作りに参加!
アイドルなのに3人がそれぞれ
作詞・作曲業にも参加しており
これには本当にビックリしました
そのようなアイドルグループは
私の青春時代には(おそらく)いなかったですから
え!アイドルでも作詞・作曲をするのか!
と衝撃でしたね
キャンディーズはメンバーの自作曲を収めた
オリジナルアルバムを何枚か発表しているのですが
例えば下の「早春譜」(1978年)というLPでは
3人のそれぞれの自作曲(共作ではありますが)のみで
アルバムが構成されています
帯に「ラン・スー・ミキ自作自演集」と書いてあります
あ、帯のせいでミキちゃんが見えないですね(笑)
では見える画像を(裏ジャケです)
アイドルっぽくない雰囲気ですよね
アン・ルイスさんがロック路線に切り替えたときも
河合奈保子さんがシンガーソングライター路線に
舵を切ったときもジャケット写真は
アイドルらしくないんですよね
しかもこのLPがキャンディーズにとっての
最後のオリジナルアルバムなんです
最後に全曲自作曲のLPを出すというのは
なかなか挑戦的で攻めていますね
ちなみにいちばん作曲の才能を発揮したのが
メンバーの中ではミキちゃんで
いちばん多く自作曲を手がけたほか
解散から5年後の1983年に発売された
ミキちゃん唯一のソロアルバム「夢恋人」でも
収録曲数10曲のうち半数の5曲を作曲しています
魅力③いまも人々を魅了する色褪せない魅力
蘭ちゃんは2019年から歌手活動を41年ぶり(!)に
再スタートさせてコンサート活動もやっていますが
それだけの年月が経っているのに
たくさんのファンが集まり
特にキャンディーズナンバーを歌うと
会場は大盛り上がりになります
往年のファンの方は青春時代に戻るのでしょうね
蘭ちゃんは「RAN To You」というラジオ番組を
やっているのですが番組宛てのメールでは
往年のファンから「年下すぎる男の子」(蘭ちゃん談)
まで実に幅広い世代からメッセージが届くそう
長い年月が経っても人が集まったり
活躍していた時代を知らない世代をも
魅了するのは楽曲や歌の力やメンバーの魅力が
新鮮さを保ち続けているということでしょう
私自身もキャンディーズナンバーを聴くと
胸がキュンとしたりワクワクしたりしますし
昔の蘭ちゃんにも現在の蘭ちゃんにも
うっとりしてしまいます
9月2日の東京公演は「Celebration day!」
と銘打たれ、特別なステージとなったようです
デビュー日に50周年CDボックス発売!
また50周年記念として5枚組CDボックスが
デビュー日の9月1日に発売されます!
5枚のうち蘭ちゃんとミキちゃんが
選曲したディスクもあり
蘭ちゃんとミキちゃんの対談も掲載された
ブックレット付きという豪華なアイテムです!
選曲と対談のために久しぶりに会ったお二人は
一気に当時に帰ってはしゃぐように
盛り上がってお話しされたそうです
いまだ仲よく話せる親しそうな関係性も
何だかほっこりします
最後にこちらも感謝がえし
新聞の見出しに「感謝がえし」とありますが
こちらもキャンディーズに感謝したい気持ちですね
私などは当時をまったく目撃していないのに
こんなにもワクワクさせてくれるなんて
本当にありがたいです
参照:
雑誌「昭和40年男」8月号