昭和寅次郎の昭和レトロブログ

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美人ぞろい!昭和末期デビューの女性演歌歌手➀香西かおり(後編)

 

演歌歌手・香西かおりの魅力(女性として)

 

「昭和末期デビューの女性演歌歌手は

美人ぞろい!」シリーズの香西かおりさん編

それでは後編に入ります

 

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前編では香西かおりさんのキャリアについて

書きましたが後編では香西さんの魅力

女性としての魅力と歌手としての魅力

両面について私が思うことを

つらつらと書いていきます

 

女性としての魅力はまずはこのシリーズで

謳っている「美人」ということですね(笑)

 

私が香西さんのファンになったのは

中古CD屋さんで手に取ったベスト盤の

ジャケット写真の香西さんに惹かれて

思わず「ポッ」としてしまったことでした(笑)

 

このCDなんですけどね

 

 

イヤですねぇ~もうまったく私ったら

女性に惚れっぽくて

自分でも何ていう男なんだと思います(笑)

 

そして可愛らしく

その可愛らしさを残したまま

歳を重ねられているところもステキですね

 

 

この女性が今年で還暦になったばかりなんですよ!

昭和末期デビューの女性演歌歌手では

坂本冬美さんのみとなってしまいましたね

50代の方は

 

香西さんは以前歌番組でデビュー当時は

女性演歌歌手が続々と出てきて

演歌界は女性歌手ブームだったそうです

 

その状況を変えたのがあの氷川きよしさんで

氷川さんの登場後は男性歌手が出てきて

氷川さんは演歌界を変えた

重要な存在なのだそうです

 

近年は男女ともにさまざまな歌手が出てきて

まぁ何とも若々しく華やかなのですが

私は女性歌手に限っていえば

香西さんを初めとした昭和末期デビュー組が

好きですね

 

私は古風で昭和的な女性に魅かれやすいので

昭和の雰囲気を持つ彼女たちがお気に入りで

そんな雰囲気を持った最後の世代だと思うのです

 

実生活でも接していて

いまでも女性言葉を使われるのは

50代以上の女性なのですよね

 

私はそういう品のある女性が好きなのです

まぁ50代以上でも品のない女性もいますし

20代でもステキな女性はいますけどね

ただ私はやはり昭和好きなので…

 

坂本冬美さんなどは香西さんのことを

かおりん」だなんて

まるでアイドルのように呼ぶのですが

違和感はないですね

 

昭和末期デビュー組の坂本冬美さんや

伍代夏子さんはもう完全に大人の女性の

雰囲気に満ち溢れていますが

可愛らしさを残しているのは

香西さんだけなのです

やはりそこが香西さんならではの

魅力だと思います

 

あとはYouTubeなどでも垣間見れますが

性格の面では「アハハ」と明るく陽気に笑ったり

ざっくばらんにお話しされたり

さっぱりされているなぁという印象も受けます

 

でもきちんとしたインタビューでは

しっかりとした丁寧な言葉遣いをされて

ああ品のある大人の女性だなぁ

いいなぁなんて憧れてしまいます

 

 

(ニッコリ笑顔いっぱいの香西さん。お気に入りのジャケ写のひとつです)

 

演歌歌手・香西かおりの魅力(歌手として)

 

歌手としての香西さんの魅力は

これまた可愛らしさのある歌声なんですよね

 

綺麗で透き通った歌声が心に沁みます

 

あとは演歌歌手の方は皆さんお持ちでしょうが

プロ意識の高さですね

 

民謡のコンクールなどで受賞しても

「歌の意味をわかっていないから」と

歌手にはなりたがらず銀行員を目指したり

まだ少女の時点で物事を冷静に考えられるのは

何とも落ち着いていますね

 

小学生のころから流行りの歌よりも

織井茂子さんなどを好まれていたとは

何とも渋すぎます(笑)

 

民謡教室で歌の練習に励み

演歌歌手としてのデビューが決まっても

きちんと歌のレッスンを2年間積んで

「歌」と真剣に向き合ってきたのは

歌手として当たり前のことかもしれませんが

歌のお仕事を辞めて女優さんを目指したり

歌手としての自覚はあるのだろうかと

本当に歌手になりたかったのかと

疑問符のつく方がいらっしゃる現在の

音楽業界を思うとすばらしい姿勢をお持ちだなと

思わずにはいられません

 

それから現在の演歌界で人気の高い

坂本冬美さんの楽曲は

こぶしがぶりぶり効いた曲も多いですが

それと比べると演歌らしさの薄い

柔らかな歌が多い香西さんは

演歌の苦手な方には入りやすいかな?

という気もします

 

レコ大を獲った「無言坂」もそうですが

同じく玉置浩二さん作曲の「好き」も

あまり演歌っぽくないのですよね

 


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ピアノのイントロの切ない旋律から

心を掴まされるいい曲ですねぇ

 

このような歌も歌えるかと思えば

ルーツである民謡の歌唱ももちろんできます

 


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かと思えば以下のように

しっとりと歌い上げることもできます

 

 


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何て優しくて柔らかな歌声なのでしょう!

ずっと浸っていたいなぁと思ってしまいます

 

それにしても歌唱法が多彩ですよね

 

(カバーアルバム「うたびと~Stage Singer~」)

 

昨年デビュー35周年を迎えた香西さんですが

香西さんも含めて演歌歌手の皆さんは

きちんと基礎的な訓練を積まれているから

長い期間活躍できるのだと思います

 

やはり基礎をしっかり学ぶことは

大事だなぁと演歌歌手の方を見ると思いますね

 

(デビュー35周年記念ベストアルバム。昨年行われたコンサートのDVD付き)

 

あとはポップス系の方は

いまはダンスグループ全盛の時代?

と昨年の紅白歌合戦の顔ぶれを見て

そんな勝手な印象を持っておりますが

演歌界ではたった一人でステージに立ち

歌をじっくりと聴かせてくれる文化

昭和アイドルにはあったスタイルが

残っているのが何だかホッとします

 

さて今日でデビュー36年目を迎えた香西さんですが

これからも活躍を期待したいですね

 

今回の「昭和末期デビュー組女性歌手」の

シリーズはまたの機会に書くつもりです

 

第2弾へ続く

 


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うたびと ~Stage Singer~

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