昭和寅次郎の昭和レトロブログ

昭和を知らない世代による昭和レトロ、昭和芸能のブログです!

歌でアジアをつなぐ架け橋的存在!台湾の歌姫・テレサ・テン「あなたと共に生きてゆく」

 

能登地震を支援してくれた台湾が大変なことに…

 

能登地震でいち早く日本への支援を

表明してくれた台湾が今度は大変な

地震に見舞われてしまいました

 

www3.nhk.or.jp

 

被害の大きさに胸が痛みますが

今度は私たち日本人が恩返しを

しなければならないときですね

 

支援を表明してくれたときのこと

決して忘れてはいませんよ!

 

www3.nhk.or.jp

 

昭和に活躍した台湾人といえばテレサ・テンさん!

 

でもここは昭和芸能のブログですから

話題はそちらに移ります

 

台湾の方で昭和に活躍された芸能人といえば

私はアジアの歌姫・テレサ・テンさんが

真っ先に思い浮かびます

 

「つぐない」(1984年)「愛人」(1985年)

時の流れに身をまかせ」(1986年)の

いわゆる三部作は日本で大ヒットして

とても有名ですし、でもそればかりではなく

彼女は日本の歌を中華圏やアジア地域で

歌って広めてくれた功績もあり

まさにアジアをまたにかけ

アジアをつなぐ架け橋となって

活躍した歌姫でもあります

 

台湾では国民栄誉賞級の偉人でしょう

 

日本では特に中年女性(アラフィフ?)

の間で大人気という印象が勝手ながらあります

そういった年代の方と

テレサの話をすることもあります

 

と前置きがだいぶ長くなりましたが

今回はそんなテレサ・テンさんの

歌を紹介します

お互い地震で大変な思いをした

現在では「あなたと共に生きてゆく」

(1993年)がピッタリくるのでは

ないでしょうか

 

歌詞を見てみる

 

それでは歌詞を見てみましょう

作詞は何と坂井泉水さん(ZARD

作曲は織田哲郎さんという

ZARDの楽曲のコンビによる作品です!

 

陽だまりの中で 手をつないで歩いた

いつもと同じ街並 今日は輝いて見える

最近 涙もろい母には これから

心配かけたくないわ 見守って 優しく

 

あなたと共に生きてゆく

小さな幸福 抱きしめ

切ない 痛みさえも

分かち合えるから

あなたと共に生きてゆく

今は誰よりも 心強い 愛して 傷つくこと

おびえてた日はもう遠い 静かに時間は流れ

 

孤独に泣いてた日々 あなたと出会った

女としての幸せ 初めて知ったの私

不安に揺れることも 眠れぬ夜もある

最高のステージにして 人生の記念日

 

あなたと共に生きてゆく

小さな夢を抱きしめて 確かな愛 信じて

綺麗になりたい

あなたと共に生きてゆく

今は何も迷わないわ  旅立つ遥かな道

二人なら 乗り越えられる 季節が過ぎ去っても…

 

災害をともに経験したいいまだからこそ!

 

日本も台湾も近い時期に

大変な災害に見舞われて

先に支援してくれた台湾に

今度は日本が恩返しをするというときに

この歌はひと際、心に響くのではないでしょうか

特に地震や国家間の友好を

歌った歌ではなく

恋人のことを歌った歌ですが

 

友好的な関係を築きたくても

なかなか築けない国もあるなか

台湾は日本に対して本当に

親切にしてくださいますし

これからも「共に生きてゆきたい」

と思う関係ですよね

 

下の記事が示すように

そう思っている方は多いでしょう

 

mainichi.jp

 

それにしても

 

切ない 痛みさえも

分かち合えるから

 

などはいまの日本と台湾の関係に

ピッタリくるフレーズですね

 

ほかの国とも台湾とのような

友好的で平和な関係が

築けるといいのですが

 

楽曲を聴いてみる

 

それでは楽曲の方を聴いてみましょう

 


www.youtube.com

 

テレサの優しい歌声と

アコギを基調とした柔らかなサウンド

まるで春の陽光のように

聴く人を包み込んでくれるような

温かい楽曲に仕上がっていますね!

 

作曲された織田哲郎さんも

ZARDの楽曲とは違って

テレサ風のメロディーを

紡いでいるように思います

器用な方ですね

 

ラブソングとしても現代に通じる内容

 

この曲を文字通りのラブソングとして

捉えても、依存する関係性ではなく

2人で協力して生きて行くという

フレーズは現代的にも通じる内容ですし

前向きでとてもいいですね!

 

テレサは日本でのデビューからちょうど50年!

 

テレサ・テンさんは日本でのデビューから

今年でちょうど50年という

月日が経つのですね!

 

昨年は生誕70年という節目で

メディアに取り上げられていて

昨年のタイミングでこちらの

ブログでも紹介しようと

思っていたのですが…

 

それにしても長い年月が経った

いまでも楽曲が愛されている

というのはすごいことだと思います

 

テレサよ、永遠なれ!

そして台湾の皆さん

苦難をともに乗り越えていきましょう!