昭和寅次郎の昭和レトロブログ

昭和を知らない世代による昭和レトロ、昭和芸能のブログです!

人生100年時代を予言&高齢者を応援する桜ソング?二葉百合子さん「百年桜」

 

人生100年時代を予言する高齢者向け桜ソング?

 

以前、竹内まりやさんが人生100年時代を

まるで予言していたかのように思えると

「人生の扉」という曲を紹介した記事が

あるのですが、あれは五十路女性の

心情が歌われていますが

今回は高齢者版?と思える曲を

紹介します

 

二葉百合子さんの「百年桜」(2009年)

という歌です

 

しかもこの桜前線が北上し

東日本もそろそろ開花か?

という時期にピッタリな桜ソングです!

 

 

それでは早速歌詞を見てみましょう

作詞は荒木とよひささんです

 

歌詞を見てみる

 

情(なさけ)に惚れて 惚れましょう

わたしは思うの 人の世は

みんな切ない 事があり

つまづく時もあるけれど

人生っていいですね 想い出だけじゃない

百歳(ひゃく)まで惚れて 百歳まで惚れて 

あなたと咲かせる 百年桜

 

涙に惚れて 惚れましょう

わたしもそうして 生きてきた

みんな苦労の 種があり 

泣きたい時も あるけれど

倖せは半分ね 欲張るものじゃない

百歳まで惚れて 百歳まで惚れて 

あなたと咲かせる 百年桜

 

(以下略)

 

高齢者向けの応援歌でもある?

 

冒頭でも触れた竹内まりやさんの

「人生の扉」は五十路を迎えた

中年女性が老いていくことに対して

肯定的に捉えている

そのような歌だと思います

 

 

shouwatorajirou.com

一方で、二葉百合子さんの方は

二葉さんが引退される2前年に発表された

曲であり、そのとき二葉さんは80歳

 

となると当然、そのときの二葉さんに

合った内容の歌である必要があると

思うのです

 

ファン層も高齢者が多いかと思われますので

(二葉さんは演歌歌手であり

浪曲師でもありますからね)

 

「百年桜」も人生を肯定的に捉えている

 

歌詞全体を見渡してみますと

ミドサーの尻の青い私から見ましても

いいフレーズがたくさんある

とてもいい内容の歌だなと思います

 

出だしの

情(なさけ)に惚れて 惚れましょう

2番の

涙に惚れて 惚れましょう

も人生でマイナスと捉えられがちな

切ないことやつらいことも含めて

人生っていいですね」と

いいことも良くないことある人生すべてを

大きく温かく包み込んでいるような

優しく抱きしめてくれるような

歌に聴こえてジーンとしてしまいます

 

そして最後の

百歳まで惚れて 百歳まで惚れて 

あなたと咲かせる 百年桜」からは

老夫婦が寄り添っている画が

イメージされて何とも

温かな気持ちになります

 

楽曲を聴いてみる

 

それでは楽曲を聴いてみましょう

作曲は弦哲也さん

演歌ファンの方にはお馴染みですね

 

youtu.be


youtu.be


イントロのサックスの高らかな響きから

壮大なアレンジが施されており

それに合わせて二葉さんも

朗々と歌いあげていて

何だか満開の桜が咲いている

そしてそこに老夫婦が寄り添っている

そんな情景が浮かびます

 

春の歌らしい温かさも感じられますね

 

あとは曲の最後でマーチ(行進曲)の

リズムを取り入れているのも

ニクいなぁと思いました

 

何だか100年に向けて

まだまだこれから人生歩んでくださいね~

と高齢者の方の背中を押すような

そんな感じがして

 

細かいところまでいいアレンジが

施されていますねぇ…

 

私はこの曲をリアルタイムでは

知らなかったのですが

引退していく二葉さんを送るには

相応しい楽曲なのではないかと思います

 

ちなみに二葉百合子さんは現在92歳

現実にも「百年桜」を咲かせるのでしょうか

それもまた楽しみなところです

 

しかし日本人は「人生100年」を喜ばしく思っていない

 

しかし最近の調査で

人生100年時代」を日本人が

喜ばしく思っていないことが

わかりました

数か国中最下位でした

 

newsphere.jp

 

見出しには「他人への迷惑」と

書かれていますが

そのほかにも将来への希望を

見いだせないというのもありました

 

将来への希望については

完全に政治の責任でしょう

 

私が人が生きるための活力として

必要なものはある程度のお金と

希望だと思っています

 

現状、年金だけでは生きていけない

歳をとっても働かざるを得ない

これで明るい未来を描けるでしょうか

 

明るい展望が見えてこそ人は幸せを感じて

生き生きできるのだと思います

 

その大事な希望がいまこの国に

一番足りないのではないでしょうか

 

高齢者のみならず

若者たちや中年の人たちも

未来に希望が抱くことができず

不安を抱えながら日々

生きていると思います

 

調査したら若年層も中年も

幸福度は低いでしょう

 

政治がもっとしっかりしていれば

人生100年時代も他国と同様に

喜べたのではないでしょうか

 

人生100年はいまの高齢者だけ?

 

私が勝手に思っていることは

人生100年時代は現在の高齢者くらいまで

なのではないか?ということです

 

そう思った根拠は

未婚者が増えていることと

独身男性の平均年齢が

67歳だということを知ったことです

 

toyokeizai.net

それを知ったとき

未婚の私は不思議と暗い気持ちにはならず

むしろ生きる活力が湧きました

 

そうか、あと30年くらい

太く短く思いっきり生きて

大好きな昭和を探求して

このような場に残していこう!

と思いました(笑)

 

独身のまま100年生きるのは

寂しそうな気がしますが

未婚でも67年なら何とかなりそうだ!

と根拠のない自信のようなものが

私のなかで芽生えました(笑)

 

黒澤明監督の映画「生きる」のように

人間は死を意識し始めると

何か行動を起こしたくなるのでしょうかね

 

さすがは黒澤さんです

 

それぞれの人生の桜を咲かせましょう!

 

みなさんにもそれぞれの人生の展望

どのくらいまで生きたい

こんな風に生きたいですとか

いろいろあると思います

 

100年とまではいかなくても

それぞれの人生の桜を咲かせませんか?

 

平成に大ヒットした歌にもありましたよね?

 

ひとりひとり違う種を持つ

その花を咲かせることだけに

一生懸命になればいい~♪

 

みなさんのそれぞれの花を咲かせましょう!