- 今日は子どもの日
- もともとは1979年の国際児童年の協賛歌
- 「キラキラネーム」「片親パン」時代にも輝きを放つ曲
- 歌詞を見てみる
- 名前はコミュニケーションのきっかけになる
- いよいよキラキラネームに規制が入る?
- 幼児虐待や貧困家庭の子どもも救いたい
- 楽曲を聴いてみる
- 子どもの遊ぶ声を「うるさい」という人が…
今日は子どもの日
今日5月5日は子どもの日ですね
そんな日に相応しい曲について書きます
ロックバンド・ゴダイゴの「
ビューティフル・ネーム」(1979年)です
子どもたちに名前があることのすばらしさ
名前はコミュニケーションのきっかけになる
子どもの命を大切にしよう
大雑把に言えばそのようなことを歌った曲です
もともとは1979年の国際児童年の協賛歌
もともとは1979年にユネスコが宣言した
国際児童年の協賛歌として発売され
世界で貧困にあえぐ子どもたちや
教育を受けられない子どもたちを救う
そんな目的で作られた曲です
「キラキラネーム」「片親パン」時代にも輝きを放つ曲
幸か不幸か、本来の目的とは違った意味で
この曲は現代でも響く曲になっていると
私は思います
それは昨今問題視されている
「キラキラネーム」や貧困家庭の子ども
今年になって目にするようになった
「片親パン」という言葉が出てきた
現代に相応しく聴こえてきてしまいます
(ライオンキング)といった「ビューティフル」
とは思えずとても初見では読めない名前の子が
出てきた現代にこそ私はこのゴダイゴの曲を
大切にしたいと思います
歌詞を見てみる
では早速歌詞を見てみましょう
作詞は作詞家の伊藤アキラさん
タキカワユキヒデさんです
今日も子どもたちは
小さな手をひろげて
光とそよ風と友達を呼んでる
だれかがどこかで答えてる
その子の名前を叫ぶ
名前 それは燃える生命(いのち)
ひとつの地球にひとりずつひとつ
Every child has a beautiful name
A beautiful name, a beautiful name
呼びかけよう名前を
すばらしい名前を
今日も子どもたちの歌声が世界を
大きくつつむだろう
大きくまわるだろう
ひとりの子どものかなしみも
仲間の名前に溶ける
名前 それは燃える生命(いのち)
ひとつの地球にひとりずつひとつ
だれかがどこかで答えてる
その子の名前を叫ぶ
名前 それは燃える生命(いのち)
ひとつの地球にひとりずつひとつ
Every child has a beautiful name
A beautiful name, a beautiful name
呼びかけよう名前を
すばらしい名前を
どの子にもひとつの生命が光ってる
呼びかけよう名前を
すばらしい名前を
Every child on earth has a beautiful name
A beautiful name, a beautiful name
呼びかけよう名前を
すばらしい名前を
(以下略)
名前はコミュニケーションのきっかけになる
まず自己紹介をするとき
どんな言葉を発するでしょうか
最初は自分の名前ではないでしょうか
つまりコミュニケーションのきっかけ
始まりとなるものが名前だと思います
また大人となってからも名刺に刻まれ
その子に一生ついて回る大切なものでもあります
それがキラキラネームだったら
周りの人の反応はどうなるでしょうか
驚かれたり奇異な目で見られたりすれば
子どもは可哀想です
現にキラキラネームをつけられたことで
日常生活で不利益を被り
裁判で改名を勝ち取った方もいます
私はこの記事を読んで泣きそうになりました
やはり名前はできるだけいいもの
「ビューティフル」とまではいかなくても
普通に読める名前が望ましいですよね
いよいよキラキラネームに規制が入る?
今年になって行きすぎたキラキラネームに
規制をかける法改正案が出ると
ニュースになりました
私はようやく国が動き出したかと
少し嬉しい気持ちがしましたが
反対の声もありますし
「どこまでがキラキラか」判断する
線引きが難しいという問題もあります
でもやはり実害が出ていることなので
議論を重ねていい法律ができることを
私は願っています
幼児虐待や貧困家庭の子どもも救いたい
現代は少子化だというのに
虐待や貧困家庭で苦しんでいる
子どもたちもいます
今年になって「片親パン」なる
ひとり親家庭の子どもに与えられる
パンのことを指す言葉が出てきました
「差別の助長につながる」と
「親ガチャ」や「片親パン」という言葉を
非難する意見も出ていますが
私は言葉を規制しても
また新たな言葉が生まれて
いたちごっこになるだけだと思います
問題はそのような言葉を生み出した社会
つまりは格差社会を是正することの方が
はるかに建設的ではないかと思います
このような貧困にあえぐ子どもたちも
どうか救われることを願います
楽曲を聴いてみる
さてここで楽曲を聴いてみましょう
ホーンセクションが印象的で
心躍るようなハッピーソングですね
子どもたちの声が入っているのも
より「ハッピー」な感じがします
子どもの遊ぶ声を「うるさい」という人が…
しかし近年では公園などで遊ぶ子どもの声を
「うるさい」とクレームを入れる人が
出てきて残念に思っています
ついに国も動き出すことになってしまいました
少子化対策で金銭的な援助は出ますが
それだけで解決する問題ではないと
私は思います
格差社会や子どもをうるさいと
邪魔者扱いする風潮…
いろいろな社会問題を取り除いてこそ
若い人たちは「子どもを産み育てたい」と
自然と考えるようになると思います
どうか子どもたちが生きやすい社会に
なることを願いたいです
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