- 今日は島倉千代子さんの誕生日
- 「人生いろいろ」から多様性を考える
- 昭和の入社式の様子を見てビックリ!
- 本当の多様性のある社会を目指せないか
- 島倉千代子さん「人生いろいろ」を考察
- 自分の個性を大事に生きていきたい
今日は島倉千代子さんの誕生日
今日は故・島倉千代子さんの誕生日です
今年は11月で没後10年を迎えるのですが
そのことにちなみに今回は
お千代さんの曲について書いてみようと思います
(私自身お千代さんのファンですが
亡くなってからのファンです泣)
取り上げる曲は「人生いろいろ」(1987年)
おそらくお千代さんのヒット曲のなかで
いちばんよく知られていると思います
この曲は日本の某総理大臣の答弁で
引用されたことでも有名ですね
「人生いろいろ、会社もいろいろ」と
引き合いに出されるほどまでに
世の中に浸透した曲なのですよね
「人生いろいろ」から多様性を考える
昨今世の中では「多様性」だとか
「ダイバーシティ」だとか
さかんに叫ばれていますよね
しかしいまの世の中は本当に多様でしょうか
LGBTの方への理解を深めようですとか
同性婚の是非が問われたりと
一昔前よりは多様性が進みつつある
部分もあるとは思います
が、しかし却って多様性どころか
昔より画一化してしまった部分も
あるのではないかと私は思っています
昭和の入社式の様子を見てビックリ!
今年1974年の入社式の様子を載せた
記事が目に入り私はビックリ仰天しました
皆フォーマルな服装であることは
現代と変わりませんが服の色や髪型が
人によってさまざまなのです!
現代の入社式や就活は皆が同じ服
同じ髪型であることはよく知られていますよね
上の記事の通り
時代と逆行していますよね
これのどこが多様性なのでしょうか
これは企業さんや就活ビジネスが
作り出した形式主義で
就活生は押し付けられている
という面があると思います
しかし学生は「押し付けられている」
ばかりでも実はないのです
就活以外の場面では自らがみんなと
同じ格好をする「量産型女子大生」という
そんな言葉が一昔前にはありました
最初に貼った記事ではライターさんが
「日本社会は空気に支配されている」
と書いていますが
私が通っていた大学の教授は授業で
「一神教の国は神の目を気にしているが
日本人は世間の目を気にしている
日本では世間が宗教のようになっている」
ということを言っていたのを覚えています
「世間様に顔向けできない」という言葉が
あるくらいですからね
日本人は横並び、みんな一斉に行動してしまいます
その最たる例が就活や入社式でしょう
本当の多様性のある社会を目指せないか
就職活動や転職活動では
履歴書にブランクや変わった経歴があると
面接官はそのことを非常に気にして
根掘り葉掘り質問したり
(ときには嫌な質問も)
怪訝そうな顔をしたりします
結婚相談所では異性にウケる服装の指導をしたり
女性と話が合う趣味をアピールしましょうと
男性に指導したりするそうですが
これでは就活と同じように
男女ともに画一化してしまいます
別にみんな大卒で22歳で就職しなくても
ちょっと脇道に逸れる期間があっても
新卒でなくてもいいではありませんか
結婚は服装でするものではないですし
無理に異性に媚びる必要もないと思います
人を型にはめるのはいかがなものでしょうか
もっとみんなの個性を大事に育みませんか?
見た目は皆同じようにしていても
それは浮かないように周りに合わせたり
自分を押し殺しているだけだと思います
人はそれぞれ違う個性を持っているはずです
島倉千代子さん「人生いろいろ」を考察
ではここからようやく本題に入ります
(前置きが長くてスミマセン…)
島倉千代子さん「人生いろいろ」です
まずは歌詞から
死んでしまおうなんて悩んだりしたわ
バラもコスモスたちも
枯れておしまいと髪をみじかくしたり
つよく小指をかんだり
自分ばかりを責めて泣いてすごしたわ
ねぇおかしいでしょ若いころ
ねぇ滑稽でしょ若いころ
笑いばなしに涙がいっぱい
涙の中に若さがいっぱい
人生いろいろ 男もいろいろ
女だっていろいろ 咲き乱れるの
(中略)
いまかがやくのよ私たち
いま飛び立つのよ私たち
笑いばなしに希望がいっぱい
希望の中に若さがいっぱい
人生いろいろ 男もいろいろ
女だっていろいろ 咲き乱れるの
この曲はご自身もいろいろあった
苦労ある人生を歩まれたお千代さんの
人生と重なる歌だとか言われますが
そういった知識や先入観はなしで
歌詞だけを見て感じたままを書きます
解釈が間違っているかもしれませんが
まず歌い出しからドキリとさせられます
すごい歌詞ですね
「死んでしまおうなんて悩んだりした」
ですとか「バラもコスモスたちも
枯れておしまい」だなんて
この歌の主人公はかなり絶望していて
破れかぶれな気持ちになっていますね
世の中どうにでもなってしまえというような
「つよく小指をかんだり」とは
浮かんできます
しかしすぐに「おかしいでしょ」と
笑い話に転換してしまっていて
「笑いばなしに涙がいっぱい」
「涙の中に若さがいっぱい」
と前向きなフレーズが出てきて
絶望よりも希望に溢れた歌に
なっている気がします
どこか不思議ですね
冒頭のフレーズは「死」を考えるほど
つらい体験をしている方に
響くのではないでしょうか
私も過去の挫折体験などを思い出します
でもつらいことは永遠に続かない
いつか笑い話になる日がくるよと
そんなことを歌っている気がします
何だか「頑張れ!」と言われるよりも
この歌の方が励まされる気がしますし
歌詞にまったく古さを感じません
若い方にも響くのではないでしょうか
古い歌=古臭そうというイメージを
持たれがちかもしれませんが
決してそんなことはないのです
むしろ古い歌にすごく斬新な内容の
歌があったりすることも多いです
だから私は昭和の芸能の魅力に
どっぷり浸かってしまったのです(笑)
自分の個性を大事に生きていきたい
そしてサビの有名なフレーズ
人生いろいろ 男もいろいろ
女だっていろいろ 咲き乱れるの
からは自分も個性を大事にしたいですし
世の中の方がそれぞれの個性で
輝いて咲き乱れて自由に羽ばたける
そんな社会になってほしいなぁと
思わずにはいられませんね
それでこそ本当の多様性のある社会
と言えるのではないでしょうか
そんな日が来るのを願わずにはいられません
最後に楽曲の動画を載せて今回は終わりです
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