この頃海外移住者増加のニュースが!
今年に入ってから「異次元の少子化対策」と
銘を打った少子化対策に関するニュースが
しきりに報道されていますが
それに加えて時折「海外移住者増加」
というニュースも入ってきています
外務省が昨年末に発表した統計によると
2022年10月1日時点で永住者が
過去最高の55万7千人になったそう
背景には日本国内の閉塞感があり
「海外で働きたい」と考える若者が
増えているのだとか
これは少子化と同様にまずいことだと思います
海外でやっていける方は
おそらく優秀な方だと思いますから
そのような人材が海外に流出すると
日本企業や大学に優秀な人材が来なくなり
日本企業や日本の科学技術、日本の成長に
大きく影響することになるでしょう
海外に行く気持ちはわかります
今の日本は「夢もチボーもないのよ」
な状態ですからね(笑)
「俺さ東京さ行ぐだ」ならぬ「俺さ海外さ行ぐだ」?
そんな昨今の移住のニュースに触れると
昭和の田舎に住む若者のことを歌った
吉幾三さんのヒット曲
「俺さ東京さ行ぐだ」(1984年)が
「俺さ海外さ行ぐだ」に
聴こえてきてしまうのです
そしてこの歌が令和の現代にも
響く歌に聴こえてきてしまい
令和版をだれかに作って欲しい!
歌って欲しい!
とすら私は考えています
「俺さ東京さ行ぐだ」令和版を考えてみる
前回吉幾三さんについての記事を
このブログで書きましたが
それは今回の記事を書くための
布石でもあったのです
もちろん吉幾三さんの魅力を
伝えたい!という思いもありましたよ!
ではまず吉幾三さんの
「俺さ東京さ行ぐだ」の
歌詞を見てみましょう(一番)
テレビも無え ラジオも無え
車もそれほど走って無え
ピアノも無え バーも無え
お巡り毎日ぐーるぐる
朝起きて牛連れで
二時間ちょっとの散歩道
電話も無え ガスも無え
バスは一日一度来る
俺らこんな村いやだ
俺らこんな村いやだ
東京へ出るだ
東京へ出だなら 銭こあ貯めで
東京で牛飼うだ…がっ!
ア ソレ!
ア ヨイショ!
ちなみに元歌はこちらです
これは昭和の時代の
東北の田舎の事情が垣間見れて
そんな感じだったのかぁと
昭和を知らない私などは
歌詞の内容と斬新な楽曲に
(この時代にしてラップを取り入れている!)
ただただ驚いてしまって
残念ながらあまり笑えないですね…
コミックソングなのに…
でも当時の方には笑えたのでしょうね
海外移住者増加のニュースに触れた
いまの私にはこの歌のサビが
「俺らこんな国いやだ」に
聴こえてきてしまいます
そこで令和版を考えてみようと
思い立ちました
まずは一番
恋愛できねぇ 結婚もできねぇ
非正規社員でお金が無え
車も無え 免許も無え
維持費が高くて買えやしねぇ
マイホームなんて夢の夢
給料上がる見込みが無え
希望も無え 意欲も出無え
俺の未来お先真っ暗だ
俺らこんな国いやだ
俺らこんな国いやだ
海外へ出るだ
海外へ出だなら 銭こあ貯めで
海外で家買うだ…がっ!
ア ソレ!
ア ヨイショ!
1番は若者の視点から
それからこちらのサイトを参照して
書いてみました
続いて2番
今度はこちらのサイトを参照
警官いねぇ 自衛官いねぇ
どんどん治安が悪くなる
子どもいねぇ 若者少ねぇ
じいちゃん ばあちゃんばっかりだ
防衛増税言うけれど
どうやって国を守るんだ?
安全も無え 安心もできねぇ
落ち着いて住めやしねぇ
俺らこんな国いやだ
俺らこんな国いやだ
海外へ出るだ
海外へ出だなら 銭こあ貯めで
海外で仕事するだ…がっ!
続いて三番です
こちらのサイトを参照しました
老後がねぇ 貯蓄も少ねぇ
年金少なくずっと仕事漬け
70代で就いた仕事は介護職
これじゃ老々介護じゃないか
余裕が無え 体力無え
身体のあちこち悪くなる
年金増額 ある訳無え
一体いつまで働かせる!
俺らこんな国いやだ
俺らこんな国いやだ
海外へ出るだ
海外へ出だなら 銭こあ貯めで
海外で夢の老後だ…がっ!
というような感じで
令和版の「俺さ東京さ行ぐだ」を
考えてみましたが…
私は作詞家でもないですし
センスのかけらもありませんが
私が考えた歌詞に盛り込んだような
現代の日本の社会問題を
うまく切り取りながら
どなたか令和版の
「俺さ東京さ行ぐだ」を
歌ってくれませんかねぇ…
吉さんでもいいですし
ほかの方がカバー(リメイク?)
してもいいですし
その令和版が世の中で流行れば
政治家さんの耳にも入るかもしれません
私のような一般市民が
SNSなどで書きこんだところで
政治家さんには届きませんし
いまなお影響力を持つ歌
そういえば今日
「俺さ東京さ行ぐだ」がいまなお
影響力を持っていることを
思い知らされる出来事がありました
夕刊の一面の見出しが
「ホームもねえ レールもねえ
駅そばそれでも残ってる」
というものだったのです!
これは明らかに
「俺さ東京さ行ぐだ」を
もじっていますよね
すごいですね!
令和の時代にもこの歌が
引き合いに出されるとは!
吉幾三さんはやはりすごいですね!
歌の力はバカにできない!
そして昭和を「古臭い」「ダサい」
と言うことなかれ!
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