- 「男は汗臭い」にパーカー騒動…これはあの歌の逆?
- 歌詞を見てみる
- この歌詞の男女逆現象が起きている?
- しかし実生活(特に学校?)でも男性叩きが…
- 大学のドイツ人講師も驚いた若い男女の分断
- 男女の分断は果たして健全なのか?
- 話を「関白宣言」に戻すと…
- 楽曲を聴いてみる
「男は汗臭い」にパーカー騒動…これはあの歌の逆?
今年は「男性は汗臭い」と
女子アナさんがSNSに投稿して炎上し
契約を解除されたり
「おじさんはパーカーを着るな」
と投稿した女性がホリエモンさんなど
有名人も怒らせてちょっとした
騒動になったりしました
SNSでは過激な男性叩きの投稿は
以前からあり、女性差別的発言などには
女性が怒って騒動になるのに
男性叩きは許されていたことに
じっと耐えていた男性の我慢の限界が来て
男性も怒りを表明するようになった
ということだと思います
私も以前SNSをやっていましたが
汗臭いやパーカー着るな以外にも
もっと過激な男性差別投稿があって
それにたくさんのいいねがついていたことに
モヤモヤを感じていました
あるときからこうした男性叩きは
あのさだまさしさんの有名曲の
逆バージョンなのでは?と
感じるようになりました
その曲とは年配の方には有名な
「関白宣言」(1979年)です!
(「関白宣言」を収録したアルバム「帰郷」)
年配層には説明不要でしょうが
発表当初は「女性蔑視」などと
叩かれたり、波紋を呼んだ曲でした
若い方のために歌詞を載せます
歌詞を見てみる
お前を嫁にもらう前に
言っておきたい事がある
かなりきびしい話もするが
俺の本音を聴いておけ
俺より先に寝てはいけない
俺より後に起きてもいけない
めしは上手く作れ
いつもきれいでいろ
出来る範囲で構わないから
忘れてくれるな
仕事も出来ない男に
家庭を守れるはずなどないってことに
お前にはお前にしかできない事もあるから
それ以外は口出しせず
黙って俺についてこい
お前の親と俺の親と
どちらも同じだ大切にしろ
姑小姑かしこくこなせ
たやすいはずだ 愛すればいい
人の陰口言うな聞くな
それからつまらぬシットはするな
俺は浮気はしない
たぶんしないと思う
しないんじゃないかな
ま ちょっと覚悟はしておけ
幸福は二人で育てるもので
どちらかが苦労して
つくろうものではないはず
お前は俺の処へ
家を捨てて来るのだから
帰る場所は無いと思え
これから俺がお前の家
子供が育って年をとったら
俺より先に死んではいけない
例えばわずか一日でもいい
俺よりも先に逝ってはいけない
何もいらない 俺の手を握り
涙のしずく 2つ以上こぼせ
お前のお陰で いい人生だったと
俺が言うから 必ず言うから
忘れてくれるな 俺の愛する女は
愛する女は生涯お前ひとり
忘れてくれるな 俺の愛する女は
生涯お前 ただ一人
この歌詞の男女逆現象が起きている?
「俺より先に寝てはいけない」
「俺より後に起きてもいけない」
「めしは上手く作れ」
「いつもきれいでいろ」…
とまぁ発表当初も物議をかもした
そうですから現代の若い女性が聴いたら
驚くような古い男性中心主義的な
価値観の連続ですよね(笑)
しかし現代女性は逆に男性に
同じように「ああしろ」「こうしろ」と
物申してはいないでしょうか?
「男性は汗臭い」と投稿した女子アナさんは
男性も夏場はシャワーを数回浴びて欲しい
といった旨の発言をされていました
おじさんはパーカーを着るな!も
同じですよね
そのほかにもSNSには
あまりに恐ろしくてここには書けない
過激な男性叩きもあります
先ほど現代女性は…と書きましたが
そうした投稿をする女性は
おそらく一部だと思っています
某ニュースサイトのコメント欄に
右翼的な考えを書き込む
「ネトウヨ」さんのような感じでしょうか
しかし実生活(特に学校?)でも男性叩きが…
しかし実生活、特に学校?においては
男子生徒に面と向かって「キモイ」などと
言う女子生徒がいるのも事実です
私も経験しましたから
岡田斗司夫さんという方は
「男子の99%は女子から精神的に
レ〇プされている」と発言しています
さらに漫画家の山田玲司さんは
「男と女の間には長江が流れている」
「最近の若い男子は結婚諦めた以前の
人たちが多すぎないか?」と
主張されています
まぁ女性も男性からヒソヒソと
「キショイ」などと言われている
人たちも私の時代にいましたので
どっちもどっちだと思うのですが
私はこうした現代の日本の若い男女が
分断されていることが少子化の大きな
要因だと思っているのですが
このことに気付いている山田玲司さんは
すごいなと思いました
大学のドイツ人講師も驚いた若い男女の分断
大学でドイツ人講師の方が
授業で男女が別々に座っている光景に驚き
山田さんに「日本ではこれが普通なのか?」
と聞いたそうです
これはまさに山田玲司さんが指摘する
「男と女の間には長江が流れている」
光景そのものですよね(笑)
男女の分断は果たして健全なのか?
こうした男女が分断されている実情は
私は少子化がどうこうという以前に
人と人のコミュニケーションにおいて
健全ではないと思っていますし
是正されるべきです
男性も女性もお互いに実生活でも
SNSでもいがみ合うのは
もう終わりにしませんか?
またそうしたSNSでのいがみ合いが
ネットの記事になって出てくるのも
気分が悪くなります
話を「関白宣言」に戻すと…
だいぶ話が逸れましたが(笑)
最後は「関白宣言」の話に戻します
この歌は女性蔑視の歌として
嫌っている方もいらっしゃるかと
思いますが、歌詞をよく読むと
いいことも歌っていると思います
例えば
「お前にはお前にしかできない事もあるから」
からは相手の女性に敬意を
払っているように思えますし
「幸福は二人で育てるもの」の件は
どちらかが依存するのではない
2人で良い夫婦関係を
築き上げていこうというメッセージが
込められているように感じます
これはむしろ現代的ですらあると
思います
「俺より先に死んではいけない」と
最後のフレーズ
「忘れてくれるな 俺の愛する女は
生涯お前 ただ一人」などは
相手の女性に対する究極の
愛の言葉だと思っているのですが
どうでしょうか
これについてはさだまさしさん自身
「歌をちゃんと聴いてくれれば
俺より先に死なないでって
言っているんですけどね」
と発言されています
冒頭の古い価値観の部分だけ
切り取られて批判されたんですね
切り取りはいまでもよくありますよね
楽曲を聴いてみる
それでは肝心の楽曲を聴いていただきましょう
作詞・作曲はもちろん
さだまさしさんです
さだまさしさんらしく
優し気なメロディーが
とてもいいですね
昭和にはいろいろなフォーク歌手が
いましたがみなさんそれぞれの
個性があって面白いです
それと先日NHKさんで放送された1971年の
紅白歌合戦を見ても感じたことですが
昭和の歌手のみなさんは
テロップがなくても
歌詞がきちんと聴こえてきます
この「関白宣言」は言葉数が多いのに
すごいと思います
というわけで歌の話から
現在の若い男女のこと
SNS等での男女のいがみ合い
などいろいろな話をして
長くなりましたが以上になります
男女のいがみ合いはやめましょう
そこからは何も生まれません
読んでくださった方ありがとうございました
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