梅雨時に聴きたい！石原裕次郎さんの隠れた？名曲
さて雨模様が続いておりますが
いよいよ6月になりました
日本各地が梅雨入りしましたね
梅雨はじめじめして雨が続くと
洗濯物は外干しできませんし
カビも生えたり天気痛に悩まされたり
何かと嫌な季節ですよね
でも梅雨ならではの楽しみも
あると思いませんか？
その楽しみとはあじさいの花です！
色とりどりでキレイで
雨に濡れていたりすると
何とも風情がありますよね
今回はそんなあじさいの季節に
ぴったりな曲を紹介します
同年公開の同名の映画の主題歌です
ジャケット写真は共演の女優さんである
芦川いづみさんの方が目立っていますね
映画をご覧になっていただければ
わかることなのですが
この「あじさいの歌」という映画に関しては
芦川さんが事実上の主演で
ちょっといつもと違う裕次郎映画なのです
という映画のお話はまた後でします
楽曲を聴いてみる
ではここで楽曲を聴いていただきましょう
この曲は作曲が小津安二郎監督作品で
よく音楽を担当されていた斎藤高順さんなので
どことなく小津調を感じます
斎藤高順さんの楽曲も貼っておきます
やはり小津映画っぽいですよね(笑)
「あじさいの歌」に話を戻しますと
軽やかでありながらゆったりとした
優しい曲調が裕次郎さんの穏やかな
中低音の歌声とマッチしていていい曲ですよね
歌詞もあじさいの花が咲いている
情景が浮かんでくるようで
「あじさい賛歌」という感じがします
あじさいへの愛が詰まっていますね
また「かぐわしく」ですとか今の歌には
出てこないような言葉が出てきたりして
文学的ですね
7文字と5文字で構成されたいわゆる
「七五調」ですしね
（七五調の歌についてはいつか1つの記事で
詳しく書いてみたいと思っています）
芦川いづみさんのお気に入り裕次郎ソング
この歌は「銀座の恋の物語」（1961年）や
「夜霧よ今夜も有難う」（1967年）
などと比べると認知度は低いかもしれませんが
いちばん気に入っているのだそうです
「映画の撮影が終わったときに泣いてしまったくらい
本当にステキな曲です(中略)
今でもこの曲を耳にすると涙が出てしまいます
実は最近カラオケに行くようになったのですが
そこでも裕ちゃんの曲ばかり歌っています
なかでも「あじさいの歌」だけは
マイクを手に前奏を聴いているだけで
ドキドキしてしまいます」
付録冊子に掲載のインタビューより引用)
芦川さんがこれほどまでにお好きだとは
同じくカラオケでこの曲を歌うこともある
私としてはこのインタビューを読んだときは
すごく感激しました
え！あの芦川さんも歌っているだなんて！
というように
私は歌っているとドキドキではなく
穏やかな気持ちになりますね
映画の芦川さんはA・ヘプバーンのよう！
私は実は芦川いづみさんの大ファンなのですが
芦川さんはかつて「和製オードリー」と
言われたこともあったくらい
天使のような可憐さと可愛らしさと美しさと
そして気品に満ち溢れている女優さんなのですが
「あじさいの歌」の芦川さんは
オードリーを彷彿とさせる感じがするのです！
どのあたりがオードリーっぽいかは
映画にご興味がある方は見てみてください
今後機会があれば映画についての記事も
書きたいと思います
芦川さんキレイですよね～
もうすぐ父の日！プレゼントにあじさいのお花はいかが？
今月は父の日が控えていますね
日頃お世話になっているお父さんに
あじさいのお花をプレゼントしてみては
いかがでしょうか？
バックに裕次郎さんの曲を流しながら
渡せば粋な演出になるかな？
否、ならないか（笑）
時代が古すぎてもはや裕次郎さんじゃ
喜ばれないかもですね（泣）
それはともかく何かと嫌な季節ですが
休日にあじさいの名スポットにお出かけしたり
道端に咲いているあじさいに目を止めて
ささやかな癒しを探しませんか？
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