昭和寅次郎の昭和レトロブログ

昭和を知らない世代による昭和レトロ、昭和芸能のブログです!

中島みゆきさんが女神に見えた!コンサート映画「ライヴ・ヒストリー2」

 

シネコンの音響の迫力と大画面に感激!

 

先日シネコンに行って中島みゆきさんのコンサート映画

中島みゆき 劇場版 ライブヒストリー2」を

見てきました!

 

 

「ライブヒストリー1」は見られなかったため

ようやく念願が叶った!という感激があり

また360度からの大迫力の音響に包まれ

大画面で見るコンサート映像にも大興奮!

何とも言えない幸福感に浸った90分でした

 

曲目はこちらのとおりです

 

 

みゆきさんが女神に見えた!

 

今回初めて大画面で中島みゆきさんを見ましたが

ときに力強くときに柔らかで優しい表情をたたえる

そんなみゆきさんが女神のように見えました

 

そんなみゆきさんの口から放たれる歌詞も深く

ときに哲学的、文学的でさえあり

それもまた余計に女神のように映る

要因になったのではないかと思います

 

みゆきさんは美人?

 

みゆきさんは美人シンガーと言われているのか

私にはよくわからないのですが

今からもう20年くらい前になるでしょうか

家族で紅白歌合戦を見ていたとき

ダムから中継で「地上の星」を歌いました

それを見た母が「中島みゆきってきれいになったね

昔は違ったけど…」というようなことを

言っていたことを覚えています

 

若い頃の画像を見ても

私はそこまで不美人だとは思いません

ですが年齢を重ねられてからの方が

グッと魅力を増しているのは確かだと思います

 

男性も女性も2つのタイプがあると思います

1つは若い頃はハンサム、絶世の美女なのに

晩年は美しさが徐々に衰える方

もう1つは歳を重ねるごとに美しくなる方

みゆきさんは後者に属するのかな?

 

みゆきさんはもう古希なのに

あれほどキレイなのですよ!

すごいです!

お話されるときのお声も可愛らしいですし

 

おっと話が映画の感想から逸れてしまいました(汗)

みゆきさんはシンガーソングライター

アイドル歌手ではありません

本来は美人である必要はなく

あくまで楽曲や歌声がすばらしければ

それで何も問題はなく十分なのですが

みゆきさんは名曲ぞろいの

天才的なシンガーソングライターなのに

プラスアルファでルックスもよし

もはや鬼に金棒といったところでしょうか

 

さまざまな表情を見せる魅力的な歌声

 

先述したようなお顔の表情と同様に

歌声もときに力強くときに優しく

コロコロと表情を変える表現力溢れる歌声

これを迫力ある音響で体感できたのは

本当に感激でした

 

聴けばすぐにみゆきさんだとわかる独特の歌声

どうしてあのような声が出せるのでしょう

 

プロの歌手というのは上手いだけでは

不十分だと私は思っています

それに加えて「あぁいい声、好きな声だなぁ」とか

「この歌声に浸っていたい」と思わせる声質

これを持っている方が本当のプロだと

私は思っています

 

でも告白しますと実は

子どものころはみゆきさんの歌声が

どうも苦手でした(笑)

 

大人になってから良さがわかりました

 

歌詞の世界観のすごさも再認識

 

それからみゆきさんの魅力は歌詞の世界観

ときに文学的で哲学的で深く

でもだれにでもわかる平易な言葉で綴られています

しかも私たち名もない普通の人の目線から

物事を眺めている歌が多くて

弱者に寄り添っているようにも感じられます

だから多くの人の心を打つのだと思います

 

また幾重にも解釈ができる余地が残っていて

「これはどういうことを歌っているのだろう?」

とあれこれ解釈する楽しみがあります

 

今回の映画には歌詞のテロップがでてきませんが

それでもしっかりと歌詞が聴こえてきました

 

何を歌っているかわからない方もいますが

みゆきさんは流石ですね

歌詞にも酔いしれました

みゆきさんは「歌う詩人」でもあるなぁと

改めて感じさせられました

 

そういえば井上陽水さんは

独特の詞の世界観に魅かれた外国の方が

英訳詩集を出版しています

 

みゆきさんも日本語の詩集が出ていますので

それをどなたかが英訳してくれませんかねぇ

そしてみゆきさんにノーベル文学賞をぜひ!

ボブ・ディランが受賞したのだから

みゆきさんだっていいじゃないか!

 

というのは冗談ですが(笑)

映画のなかで特に印象に残った歌は

「最後の女神」でした

 

最後の女神~♪と歌われるのを

普段は何気なく聴いていましたが

冒頭でも触れた「みゆきさんが女神に見えた」

ということから、こんなにすごいシンガー

なかなか出てこないのではないか

ひょっとしたらみゆきさんはタイトル通り

音楽界の「最後の女神」なのかもしれない

画面を見ながら歌を聴きながら

そんなことすら考えてしまいました

 

ラストの「誕生」で思わず涙が…

 

そしてもう1曲特に印象に残った

といいますかそれを通り越して

感動のあまり涙が出てしまったのが

ラストに流れる「誕生」という曲です

 

この曲は私が個人的にとても救われた曲で

この曲だけで1つ記事を書きたいと

思っていますので

詳しい説明は省きますが

ラストに相応しいすばらしい曲でした

 

いい映画体験だったけれども…

 

ここまで書いてきたように

映画館という音響のいい環境で

大画面でコンサートを鑑賞できたのは

至福の映画体験だったわけですが

この映画は過去のみゆきさんの

コンサートの中から選び抜かれた

いわばライブベストのような内容で

ぶつ切り感は否めなかったです

 

1つのコンサートは1本の映画のように

ストーリーなどを紡ぐように

曲目や演出が練られて行われているので

やはりコンサートは丸々1本を

通して観る方が感動も大きいなと

改めて感じました

 

しかし私が感じた難点はこの程度のもので

もうコンサートツアーをやらない

みゆきさんのコンサートを

できるだけ臨場感のある形で体験したい!

という方にとってはこれ以上ない映画です

ご興味のある方はぜひ!

 

miyukimovie.jp

 

というわけで今回の記事は

個人的に印象に残った「最後の女神」

を貼って締めくくりたいと思います

 


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